ちゃらっごわした~おごじょです( ゚Д゚)
藤城清治さんの影絵はご存じですか
現在、御年96歳の光の芸術家。
独特の影絵の世界観で、民話や童話の絵でなじみがある方も多く、暮らしの手帖でも物語の挿絵を手掛けており、絵を見れば誰もがどこかでご覧になられたことがあるかもしれません
藤城清治さんの作品はすべて手作業。自ら編み出した方法で、カッターの刃を使い木枠に貼ったトレーシングペーパーを切り抜いていき、そこに似合うセロファンを選んで貼り付けを繰り返していきます
藤城清治さんの作品は作風の世界観からファンタジーのイメージが強いかと思いますが、2011年3月11日の東日本大震災を描いた作品も展示してあります
藤城清治さんの15mの大作影絵は仙台で見ることができます
この作品は、鐘崎かまぼこさんからの依頼を受け、1989年に作られた作品とのこと。片刃の剃刀を2000枚使って完成したとのこと。壁画として、自分史上最高の記念碑的作品を作りたかったんだそうです!
気迫を感じるような魂のこもった作品です
大震災で壊滅的な被害を受けた鐘崎かまぼこ店ですが、この壁画は傷一つなく堂々と残ってくれたのだそうです
制作されてから20年、作品の題名は無いままでしたが、無傷で力強く耐えぬいた作品を通して、被災されたすべての方々に、希望の音を響かせられたらと【2300匹の鐘が鳴り響く祈り】と名付けられたそうです!!
15メートルの中に2300匹の魚が描かれていて、藤城清治さんが輪郭をすべてお一人で切り抜かれたものです
海の世界をテーマにした多くの作品を展示しており、とても気迫がこもった魂の作品を無料で見ることができます♪
藤城清治さんの作品によく登場するモチーフたち
・こびと
小人は分身、愛と夢のメッセンジャー、心の友であり、理想とする人間の姿を描いているそうです
・猫
飼っている愛猫 ラビ
一番の助手で一番の相棒だそうです
那須にも藤城清治美術館があるそうで、是非行ってみたいと思っています(*’ω’*)
芸術の秋♪楽しみましょう♪
藤城清治美術館↓
http://fujishiro-seiji-museum.jp/