瀬尾まいこ

【書評】優しい音楽~瀬尾まいこ~

ちゃらっごわした~おごじょです(N_N)
本の紹介です。

書籍の情報

書名 優しい音楽
著者 瀬尾まいこ
出版社 双葉社 
発売日 2019/6/12
ページ 208

評価

☆☆☆★★

あらすじ

混雑した駅中、彼女は驚いた様子でまっすぐ僕の方へ歩いてきた
それが僕たちの出逢いであり、恋人同士になるきっかけだった
でも、心も身体もすっかり馴染みきったある日、唐突に知ってしまう
彼女が僕に近づいた理由を―。(表題作「優しい音楽」)ちょっと不思議な交流が生みだす、温かな心の触れ合い
幸福感と爽やかな感動に包まれる短編集

印象に残った言葉

今までのことがチャラになってしまっても、走らないといけない
全てをなくしてしまっても、先に向かわなくてはいけない

一緒にいる時間が増えていくと、少しづつ他人じゃなくなっていくんだね

二人でちょっとづつ、意味をつけていけたらな。そう思う。

感想

この本は3つの短編集が描かれています

表題作の「優しい音楽」は、恋人同士なのに、家族に彼氏を紹介したがらない話を描いたもので、その理由を知ってからの男の子の行動にほろりとしました

「タイムラグ」は、不倫相手の恋人が奥さんと旅行に行くことになり、その子供を預かることになった話です
あまりにも理不尽なことに、主人公は恋人のお金で豪遊しようと提案するも子供が行きたいといった意外な場所と主人公の取った行動が…瀬尾まいこワールド全開です

「がらくた効果」は、同棲している相手が男性を拾ってきたという風変わりな設定の話ですが、日常の一こまを描いてる優しい世界です
ガラクタとは、役に立たないもの。値打ちのない雑多な品物や道具類をいいます
仕事だって日々のどうってことない日常や、意味のあることばかりじゃないですよね
誰かと関わっていくことで、仕事にしろ、何にしろ、無意味なガラクタの様な事だって、その1つづつに意味が生まれて愛おしいものになっていくのかなと感じました